祟り神
あれは、前世からの霊障でした。
前世で、夜な夜な飲み歩いていた、安兵衛という男性でした。
飲みに行けば、毎日のように、とある所で、立小便。
飲みに行けば、立小便。
「祟り神」
神様から仏様からの御神託は「祟り神」
それから、数カ月、その方を浄霊していく日々が、続きました。
「この子は、亡くなるよ」
今まで、神仏様に、お仕えしてきまして
「死ぬ」は、人生の分かれ道。
「亡くなる」は、この世から、居なくなる。
つまり、本当の゛死゛のことです。
引っ張られる。
と、御神託を受け取れば、゛自殺゛でした。
軽いうちに、お祓いをしないと、なかなかしぶとくなる霊障になってきました。
あっ、話がそれてしまいました。
立小便していた場所は、お地蔵様の頭から、しょんべんを掛けて、唾を吐き、グテングテンに酔っ払い、足腰も立たないぐらいな状態でした。
神社の入り口に、お狐さんが、両方に置いてありますよね？
お狐さんは、蹴るは、叩くは、それは、ひどい状態でした。
その安兵衛が、今まで人生がおかしくならなかったのは、その、霊障が家族の人に飛んだからです。
安兵衛はというと、ジワリジワリ死に追いやられています。
人生を、上手く何事もなく行かせている順調な感じにして、最後は、地獄のような人生に追いやられていきます。
「亡くなるよ」っと御神託を受け取り、残り3年。
３年以内に、神仏の怒りを取り除かなければなりません。
この、安兵衛が、心の底から反省をし、過ちに許しを得なければなりません。
私は、強制的には、浄霊はしません。
なぜですか？と聞かれましたら、このように答えます。
もしも、あなたが、友人と喧嘩をしました。
赤の他人が、許してあげてくれないか？
と言われて、あなたは許してあげますか？
直接喧嘩して、本当に反省しているのならば、許してあげようと思いますよね？
反省もしていない、ヤツを誰が許そうと思いますか？
と、話をさせていただきます。
強制的に、浄霊をしたとしても、来世では、前世因縁として、残って、今よりも厳しい状況に陥ってしまいます。
あの世の方たちも、自分たちと同じ考え、思いなのです。
すみません。
私ではなかったです。
神仏さんが、行く末を導いてくれるの間違いでした。
私は、ただの人間。お仕えの身でした。
安兵衛の、家族ですか？
みんな、何もかも失いました。
今までの人生は、何だったのかと思うぐらいな、人生を失いました。。。。。
