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機能不全家族

Sさんが足運びをされてきました。

Sさんの、母親は、離婚を2回されているそうです。
一番最初の旦那さんは、Bさん、2回目の旦那さんは、Kさんだったそうです。
Sさんより話をお伺いしましたところ、母親とKさんとの出会いが一致せず、私の頭の中は、チンプンカンプンでした。
Sさんは、4歳より母親、Kさんと生活を送ってきており、現在26歳の娘さんとなりました。
霊視をしていくと、母親に凄い恨みをもった霊を感じ取りました。
この、霊を感じ取るまで、数カ月の期間を要しました。
それは、何故かと申しますと、Kさんの先祖因縁の浄化に時間を要したからです。
その、母親に恨みをもっている霊の方は、Bさんの先祖の方でした。
もうそれは、それは、凄い剣幕でした。
Sさんは、機能不全家族で、今まで育ってきていました。
Sさんは、学校から帰宅しても、誰も自宅におらず、母親とKさんから愛情をもらえずに、毎日寂しい生活を送っておりました。
寒い日に一人で留守番をしながらこたつで寝ていると、電気代が上がると叩かれたり、洋服を汚して帰ってくると、シャワーの水を頭から掛けられたり、恫喝されたり、叩かれたりされ、Sさんは心が萎縮しておりました。
お祓いをしていくと、私の口から昭和20年~30年代に亡くなった女性の方が出て来られました。
女性は下記のような話をしてくれました。

あのおなごはやっせん。Sせぇこげなことをしっきた。飯を食わせんかったい、風呂にもいれんじ、あんSは汚れたまま学校せぇ行ったでや。
汚れっせぇ戻っくれば、水をひっかけたい、叩かれたい、されたでや。
こどんは汚してっくとがしごっちゃ。服が破けたいすんのがこどんじゃ。
あんSはいけん思いで生活しっきたか。おはんにゃ分かっどな。
二人しっせぇあんSをこげな思いにしっせぇあたいはビンてきっせぇビンてっきせぇたまらんかったでや。
おなご十月十日腹せぇ授かったっど。
あたいも、好きな人がおっせぇ結婚もできず子も授かったことも出来んかったどん、母親、女性の気持ちは分かっでや。
あんおなごは、母親じゃねでや。男せぇうつつを抜かしっせぇ、Sのことをほっぽっせぇ
あたいは、あんふたいを許しはならん。

と泣きながら大粒の涙を流しながら、思いを伝えてくれました。
Sさんは、これから、失った26年の人格を形成していきながら、霊媒体質の改善をしていかなければなりません。
神様、仏様は、1つのことは狙いません。
除霊・浄霊をするだけでは、何も変わりません。
Sさんの母親は、因果応報という言葉がある通り、
罪を償っていかなければなりません。
その時期がくるとき、母親が本当に心の底から悪かったと改心したときに、物語が変わります。
亡き先祖の方が流した、大粒の涙を母親が気づいてくれる時に、Sさんの心も晴れることでしょう。
機能不全家族で育つと、Sさんみたいにアダルトチルドレンになります。
子供には、たくさんの愛情を与え、たくさんの話を聞いてあげたら、素直で謙虚な心を持つ子に育つでしょう。

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