一人の女性Aさん② 口寄せ、イタコ
ここに一人の女性がいました。
一人の女性Aさんに憑依していました。
憑依していた霊の名前は、おはちさんという名前です。
おはちさんから許可を頂いてここに書かせて貰います。
今から140年ほど前に、この日本に居た23歳の女性です。
疫病で23歳で亡くなっています。
3歳の頃に、女衒(ぜげん)に誘拐されて、吉原に売られた女性です。
女衒は、誘拐して、自分の懐にお金を入れ、儲け分も吸い上げていってたそうです。
口寄せの内容は、ここに載せることは出来ませんので御了承ください。
なお、文章は割愛してあります。
あれは、小雨の降る昼下がりの出来事でした。
恋太郎という犬がいました。恋太郎は、庭を走り回っています。
二回の窓際より、一本の花の花びらを一枚ずつちぎり、「この花びらが、この下の水たまりに落ちれば私は、この世界から解放される。この世界から解放される。私は自由になれる」と一枚の花びらをちぎって落としていました。
一回も、この水たまりに花びらが落ちることはありませんでした。
この、おはちさんの無念が、今も残っていました。
浄霊をしながら、女性は暴れる、泣き叫ぶ、そして、私は、この、おはちさんの無念の心の声を拾いながらの浄霊でした。
一つ残さず、御霊さんの思いを拾い上げていく。
来世で、またお会いした時に、仲良くなっていて欲しいから、私は、未練一つ残さずに、あの世に御送りしたいと思っています。
これが、私に託された力、神様、仏様から預かってる力だと思っています。
裁量は、神様、仏様が決められると思います。
その後、どうなったか気になり御弟子さんと話をしていたら、
恋太郎と、おはちさんは、今も天国で一緒にいるそうです。
そして、おはちさんの、お父さん、お母さん、兄弟が「娘が居なくなってから、ずっと探していました。やっと出会えることが出来ました。ありがとうございました。もう、娘の手は絶対に離しません」
と、挨拶に来られました。
私と御弟子さんは、涙を流し嬉しさしかありませんでした。
時は経てど思いはずっと生き残るのですよね。