心臓に毛が生えちょで
脳内出血から退院して、1週間後、今度は、お父さんが倒れたそうです。
電話が鳴りました。
「お父さんが倒れて今、MRIを撮ってる。今日は、入院みたいで・・」
と、(省略)
「そこの病院では、手術はしないですよ」
病院を紹介されて、別な病院で手術をすることになったそうです。
病名は、脳腫瘍で、触れるところではなかった為、別な病院に転院だったそうです。
手術前日に、「父は、大丈夫ですか?」と・・
「心臓に毛が生えちょっでけしまんが!!」
「心臓が強いから、死なん」
「補聴器も要らなくなるから」と伝えました。
手術の時に、お母さんに、「お父さんは、心臓に毛が生えてる」とか、安心させる為に話をしたら、お母さんに、「馬鹿な事ばっか言って、そんな事を信じてどうする」とか、散々、言われたそうです。
手術が終わり、医者から、「心臓が強くて」と言われたそうです。
「今は、補聴器も要らず、地獄耳で、元気」にと
言われて、胸をなでおろしています。
今ですか?
93歳の方です。