指輪(体験談)
あれは、天気のいい昼下がりの話です。
実家には、馬小屋がありました。
実家で、車を洗車していました。
ん？何か後ろを通った？
ん？ん？
何度、振り返ったことでしょうか。
なんだろう？
ん？ばあちゃん？
えっ？
(もう、私の祖母は、この世にはいません。何年も前に他界をしています。)
ばあちゃん？
馬小屋に、ばあちゃんいる？
そんははずはない。もう、この世には居ないんだもん。
実家で、何回洗車をしに行ったことだったでしょう。
また、何か馬小屋の方を通る感じがしました。
ん？なんだ？
こっちだよ！っと聞こえた感じがしました。
私は、馬小屋の方に行きました。
その声に導かれるように、奥に奥に進んでいきました。
壁の所に、祖母の形見である、指輪がポツンと置いてありました。
ばあちゃん。。。
不思議な出来事でした。
